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石垣島へいざ出発!!
いよいよ石垣に出発の日だ。
朝、何もない家で起きて、敷き布団代わりにしていたダンボールを片づける。
縛ってゴミに出す。ああ、今日がゴミの日でよかったぁ・・
急いで電車にのる。我が家から空港までは、私鉄 → リムジンバス → 空港 のルートを辿る。私鉄 → JR →空港 のルートもあるが、バスの方が快適なのでいつもこのルートを使う。リムジンバスの出発駅について、空港までの切符を買う。家族3人分と・・時刻表を見る。ん? おかしい。なんで・・? 次のリムジンバスの出発まで1時間も待ち時間がある。ちかくの係員のおじさんに尋ねる。
「あー・・今いったばっかりだぁ。次は一時間後だぁ。」
ガーン! だめだ、飛行機出発に間に合わない! すぐさま切符を払い戻して、JR方面に向かう。JRのターミナルにつくと、空港行き特急電車の時刻を確認する。えーっ!
一時間後の出発。これじゃぁ間に合わない。駅員さんを探して空港までの最短移動手段を確認する。ふむふむ、別の環状線ターミナルにいけば、さっき出発した特急電車に乗れる。しめた! でも それに乗っても空港に着くのは出発の12分前かぁ。悩んでいてもしかたがないので、3人で切符を買って階段を駆け上がる。駅員さんに教えて貰った環状線にのる。
平日なので遅めの出社のサラリーマンの、(俺たちは仕事だっていうのに、デカイ旅行カバンもちやがって・・)という冷ややかな視線に耐えつつ、妻にこの非常にピンチな状況を説明する。二人で言葉を失い呆然、娘はキャッキャッとはしゃいでいる。
携帯電話で、飛行機会社に連絡する。
「3名様が12分前にJR駅に到着することは現地係員に伝えておきます。ただし出発の判断は、現地係員にまかせますのでご了承下さい。」
なるほど、可能性はゼロではないってことだな。空港駅までの約50分は「たのむぅ!電車ぁ、もっとスピードあげろぉ!」と妻と二人で懸命に祈ったが、スピードは上がらず定刻通りの到着。
不幸中の幸い、空港への階段に一番近いドアーだ!
(たのむ 我が娘よ。こけずに着いてきてくれ! 妻よ 腐っても元陸上部、その俊足をみせてくれ!) 石垣島への思いを込めながら、階段を駆け上がる。空港入口についてみると、一番息が上がっているのはこの私だった。一番でかいスーツケースをもっているせいか? 足がもつれそうになりながら、チェックインカウンターを探す。
係員のお姉ちゃんに事情を説明する。すると
「こっちです。走って下さい! ちょっと遠いですよ!」
と、お姉ちゃんが走り出す。急いで3人で後を追う。俺の重そうなスーツケースを見て、お姉ちゃんが、たまりかねて「お持ちしましょうか?」と、声を掛けてくる。俺は
「いや、いいです。大丈夫です。」
と男を見せる。しかし、心臓はバクバク、足は千鳥足で、かなりヤバイ状況。
あ、見えた手荷物検査場! 今日は急いでるんだ! そのままスルーさせてくれぇ!
の思いもむなしく、お姉ちゃんは
「検査に時間がかかると、間に合わないかも・・・」
と、早速荷物を係員に預けてゲートへ 「ビーッ!!」 ええー! 勘弁してよぉ・・
「もう一度 どうぞ!」
ポケットの中の、デジカメとボールペンを取り出して再度チャレンジ・・・
これでどうだ! Ok!! 荷物は?
「お客様の荷物、パソコン入ってますよねぇ?」と意地悪そうなお兄さん。
「え、はい」
「あけさせて貰っていいですか?」
「はい・・・(あーくそっ!!)」
手荷物を受け取り、搭乗口へ またダッシュ! 大丈夫。飛行機はまだいる。既に搭乗口に人影は無い。明らかに我が家3人を待ちかまえる係員を横目にゲートをくぐり抜ける。
セーーフ!! なんとか飛行機に乗り込めた。
唯一空いている、3人席に身を沈め、安堵の一時。
妻の顔は蒼白、俺の心臓は破裂しそうで、しかも吐き気。娘は「ジュースまだかなぁ?」
機内アナウンス
「チケットに記載の時間は、飛行機が動き出す時間です。搭乗口には5分前迄にお越し下さい。・・・」
セーターを脱ぎながら時計に目をやると、出発時刻を3分過ぎていた。ごそごそしている間に飛行機は動き出した。「我が家待ち」だった訳やね。
ゴメンッみんな、我が家のせいやね。と深く反省。
飛行機は、我が家のせいか、気流のせいか30分遅れで石垣空港に到着。
他の乗客達が、送迎バスや、駐車場の車に乗り込んで行くのを横目に、大きなスーツケースをゴロゴロと転がし、「徒歩」で不動産屋さんを目指す。
俺:「タクシー初乗り ¥390 かぁ・・安いねぇ」
妻:「歩くで! たいしたこと無いって。」
妻の節約の意志は固かった。
汗だくになりながら、不動産屋さんで部屋のカギを受け取り、石垣島の我が家に到着。
ふーーー!
築浅で白い壁が目にまぶしい。わずかだが新築のにおいも残っている。
がらんとした部屋だが、これからの新生活への期待は高まっていくのであった。
部屋で疲れを癒していると、明日の電話線開通で使う 電話機がゆうパックで到着。
「そうか・・もっと生活必需品を送っておけばよかった」と気づく。
近所のスーパーで夕食の買い物をする。届いたダンボール箱をテーブルにして、夕食を家族で囲む。わびしい光景だが、家族でいると、こうした生活も楽しいものだ。
大きなスーツケースの中から寝袋を取り出して就寝。
「はじめよければ すべてよし」
という格言があるが、これからの石垣島生活はどうなっていくのやら・・・
不安半分、期待半分・・気にしても始まらないから さーてと、おやすみなさーい。
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朝、何もない家で起きて、敷き布団代わりにしていたダンボールを片づける。
縛ってゴミに出す。ああ、今日がゴミの日でよかったぁ・・
急いで電車にのる。我が家から空港までは、私鉄 → リムジンバス → 空港 のルートを辿る。私鉄 → JR →空港 のルートもあるが、バスの方が快適なのでいつもこのルートを使う。リムジンバスの出発駅について、空港までの切符を買う。家族3人分と・・時刻表を見る。ん? おかしい。なんで・・? 次のリムジンバスの出発まで1時間も待ち時間がある。ちかくの係員のおじさんに尋ねる。
「あー・・今いったばっかりだぁ。次は一時間後だぁ。」
ガーン! だめだ、飛行機出発に間に合わない! すぐさま切符を払い戻して、JR方面に向かう。JRのターミナルにつくと、空港行き特急電車の時刻を確認する。えーっ!
一時間後の出発。これじゃぁ間に合わない。駅員さんを探して空港までの最短移動手段を確認する。ふむふむ、別の環状線ターミナルにいけば、さっき出発した特急電車に乗れる。しめた! でも それに乗っても空港に着くのは出発の12分前かぁ。悩んでいてもしかたがないので、3人で切符を買って階段を駆け上がる。駅員さんに教えて貰った環状線にのる。
平日なので遅めの出社のサラリーマンの、(俺たちは仕事だっていうのに、デカイ旅行カバンもちやがって・・)という冷ややかな視線に耐えつつ、妻にこの非常にピンチな状況を説明する。二人で言葉を失い呆然、娘はキャッキャッとはしゃいでいる。
携帯電話で、飛行機会社に連絡する。
「3名様が12分前にJR駅に到着することは現地係員に伝えておきます。ただし出発の判断は、現地係員にまかせますのでご了承下さい。」
なるほど、可能性はゼロではないってことだな。空港駅までの約50分は「たのむぅ!電車ぁ、もっとスピードあげろぉ!」と妻と二人で懸命に祈ったが、スピードは上がらず定刻通りの到着。
不幸中の幸い、空港への階段に一番近いドアーだ!
(たのむ 我が娘よ。こけずに着いてきてくれ! 妻よ 腐っても元陸上部、その俊足をみせてくれ!) 石垣島への思いを込めながら、階段を駆け上がる。空港入口についてみると、一番息が上がっているのはこの私だった。一番でかいスーツケースをもっているせいか? 足がもつれそうになりながら、チェックインカウンターを探す。
係員のお姉ちゃんに事情を説明する。すると
「こっちです。走って下さい! ちょっと遠いですよ!」
と、お姉ちゃんが走り出す。急いで3人で後を追う。俺の重そうなスーツケースを見て、お姉ちゃんが、たまりかねて「お持ちしましょうか?」と、声を掛けてくる。俺は
「いや、いいです。大丈夫です。」
と男を見せる。しかし、心臓はバクバク、足は千鳥足で、かなりヤバイ状況。
あ、見えた手荷物検査場! 今日は急いでるんだ! そのままスルーさせてくれぇ!
の思いもむなしく、お姉ちゃんは
「検査に時間がかかると、間に合わないかも・・・」
と、早速荷物を係員に預けてゲートへ 「ビーッ!!」 ええー! 勘弁してよぉ・・
「もう一度 どうぞ!」
ポケットの中の、デジカメとボールペンを取り出して再度チャレンジ・・・
これでどうだ! Ok!! 荷物は?
「お客様の荷物、パソコン入ってますよねぇ?」と意地悪そうなお兄さん。
「え、はい」
「あけさせて貰っていいですか?」
「はい・・・(あーくそっ!!)」
手荷物を受け取り、搭乗口へ またダッシュ! 大丈夫。飛行機はまだいる。既に搭乗口に人影は無い。明らかに我が家3人を待ちかまえる係員を横目にゲートをくぐり抜ける。
セーーフ!! なんとか飛行機に乗り込めた。
唯一空いている、3人席に身を沈め、安堵の一時。
妻の顔は蒼白、俺の心臓は破裂しそうで、しかも吐き気。娘は「ジュースまだかなぁ?」
機内アナウンス
「チケットに記載の時間は、飛行機が動き出す時間です。搭乗口には5分前迄にお越し下さい。・・・」
セーターを脱ぎながら時計に目をやると、出発時刻を3分過ぎていた。ごそごそしている間に飛行機は動き出した。「我が家待ち」だった訳やね。
ゴメンッみんな、我が家のせいやね。と深く反省。
飛行機は、我が家のせいか、気流のせいか30分遅れで石垣空港に到着。
他の乗客達が、送迎バスや、駐車場の車に乗り込んで行くのを横目に、大きなスーツケースをゴロゴロと転がし、「徒歩」で不動産屋さんを目指す。
俺:「タクシー初乗り ¥390 かぁ・・安いねぇ」
妻:「歩くで! たいしたこと無いって。」
妻の節約の意志は固かった。
汗だくになりながら、不動産屋さんで部屋のカギを受け取り、石垣島の我が家に到着。
ふーーー!
築浅で白い壁が目にまぶしい。わずかだが新築のにおいも残っている。
がらんとした部屋だが、これからの新生活への期待は高まっていくのであった。
部屋で疲れを癒していると、明日の電話線開通で使う 電話機がゆうパックで到着。
「そうか・・もっと生活必需品を送っておけばよかった」と気づく。
近所のスーパーで夕食の買い物をする。届いたダンボール箱をテーブルにして、夕食を家族で囲む。わびしい光景だが、家族でいると、こうした生活も楽しいものだ。
大きなスーツケースの中から寝袋を取り出して就寝。
「はじめよければ すべてよし」
という格言があるが、これからの石垣島生活はどうなっていくのやら・・・
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